東洋医学では、人の身体の状態を様々なタイプに分け、それを元に治療をしていきます。
前回は、その基準となる「気血水」をご紹介しましたが、今回はもう一つの基準となる「陰」「陽」について説明します!
この自然界に存在するものは全て、「陰」「陽」に分けられるとされ、人間の心身にも「陰」「陽」が当てはめられます。
「陰」「陽」は、互いに対立し合いながら存在しており、どちらか一方だけでは成立しません。
「陰」とは、基本的に「かげ」に当たるようなイメージのものです。例えば、暗い、冷たい、内、静、消極的、穏やかなどと言ったものがあり、他にも女、右も陰に属します。
「陽」とは、基本的に「ひなた」に当たるイメージのものです。例えば、明るい、温かい、外、動、積極的、にぎやかなどと言ったものがあり、男、左も陽に属します。
女性だからと言って、皆んなが陰ではなく、女性の中でも生活習慣や性格によっても、さらに陰と陽に分けられます。
一度、陰が強いからといって、ずっと続く訳ではなく、その日その時の環境や体調などによって、陽が強くなる事もあります。
このように、バランスが崩れてしまうと身体に不調が起きてしまいます。
そこで、どちらが強く、どちらが弱いかを診てタイプに分け治療していきます。
次回からそれぞれのタイプごとに紹介していきますので、是非ご覧下さい😊
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